中国・河南省商丘市で、100万人以上のフォロワーを持つ人気インフルエンサー犬のボーダーコリー「鋤頭(チュートウ)」が見知らぬ男女に盗まれ、わずか180元(約4243円)で転売された後、犬肉業者によって食肉処理されていたことが分かった。香港メディア・星島頭條が先日、報じた。

 飼い主の郭さんによると、鋤頭は9歳のボーダーコリーで、もともと2000元で購入した犬だったという。

 鋤頭は郭さんの父親が農作業をする際、いつも一緒について回っていたため、鍬(くわ)という字を使い、鋤頭という名前が付けられた。

 その後、郭さんは旅行系ブロガーとして活動を始め、鋤頭を連れて各地を車で旅する様子をSNSで発信。動画が人気を集め、アカウントのフォロワー数は100万人を超えるまでになった。

 5月初旬、父親が農作業のため鋤頭を連れて外出したところ、作業を終えた時には鋤頭の姿が消えていた。

 郭さんは、鋤頭が行方不明になったとして、5000元(約11万7840円)の懸賞金を出して捜索した。

 その後、郭さんが防犯カメラ映像を確認したところ、鋤頭が見知らぬ男女によって無理やり電動バイクに乗せられ、連れ去られる様子が映っていたという。

 5月26日、郭さんは警察とともにその男のもとを訪ねた。男は、鋤頭を180元で売却したと説明した。

 さらに犬を買い取った業者に電話をかけたところ、「すでに別の業者へ転売され、食肉用として処理された」と知らされた。現在、警察が捜査に乗り出している。

 郭さんは「鋤頭のために必ず正義を求める。和解には応じない」と語っている。