巨人は9日の阪神戦(東京ドーム)で延長11回までもつれ込みながら打線がつながらず、2―5で敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。
G打線のバットが次々と空を切った。相手先発・ビーズリーの前に5回までで7三振。7回に代打・中田翔の13号2ランで一時逆転したが、6安打で計15三振を喫した。中でも痛恨だったのは2―2で迎えた10回の攻撃だ。先頭打者の中山が一塁への内野安打で出塁して無死一塁。ここで原辰徳監督(65)は得点圏に走者を進めるため、送りバントを選択した。
しかし、途中出場の長野は2球続けてファウルにし、バスターを試みた3球目は空振りに終わって三振。続く吉川は4球目のフォークボールを打ったが、勢いよく二塁手のグラブに収まり、痛恨の二ゴロ併殺でチャンスはしぼんだ。走者、打者とも俊足だっただけに、ゲッツーの可能性が低かった中での最悪の結果に終わった。
試合後の原監督は報道陣からこの回の攻撃を問われ「いやあね。3点目が重かったというところですね」と悔しさをにじませた。
3点ビハインドとなった11回の攻撃も代打・岸田が中前打で出塁したものの、オコエが見逃し三振、岡本和は捕邪飛、代打・坂本も空振り三振でゲームセット。勝率5割に逆戻りした打線に再びつながりが求められている。












