第105回全国高校野球選手権記念大会第1日第3試合の仙台育英(宮城)と浦和学院(埼玉)の強豪対決は壮絶な打ち合いの末、V候補筆頭の仙台育英が19―9と激闘を制した。
初回から6本の集中打を浴びせて4点を先制すると、3回には尾形(3年)が右翼席に2ランを叩き込み、8番・湯田(3年)も右翼席に2者連続の本塁打。序盤で9点をリードする一方的な展開となった。
しかし、先発・湯田が4回に5本の長短打を浴びて4失点。須江監督は5回途中で湯田から背番号「1」高橋にスイッチし、浦和学院の猛反撃に立ち向かった。
6回には4番・斎藤陽(3年)に犠打、7点リードでのスクイズ敢行など、大技小技をからめた徹底攻撃。浦和学院の底力を考えると、点差があっても攻撃の手を緩めるわけにはいかない。6回に打者一巡の猛攻で5点、8回にも4点を追加し、19安打を浴びせて3時間を超す試合をモノにした。
試合後の須江監督は「こんな試合になるなんて…勝敗の差はラッキー。離しても追いかけてくる。出来すぎとラッキー、ありえない。こんなに点を取られたのも初めてだし、今のチームでこんなに点を取れたのも初めて。不思議ですね。5時間くらい試合してる感じでした。まだ3回か、まだ5回かって…」とさすがに疲労の色を隠せず「これは甲子園と言う環境が作り出している総合作品。声出し応援とか、思いが乗っかってるからこんな試合にある。練習試合を100回やってもこんな試合にはならない」と笑顔ものぞかせた。
史上7校目の連覇の偉業がかかる今大会。大敵を撃破し、2回戦も難敵・聖光学院と対戦する。













