GLEAT4日の両国国技館大会で、〝ゴールデンスター〟飯伏幸太(41)が約1年10か月ぶりの国内復帰戦に臨んだ。

 飯伏は2021年10月に新日本プロレス「G1クライマックス」優勝決定戦で「右肩関節前方脱臼骨折」および「関節唇損傷」で長期欠場。今年1月31日付で新日本を退団し、3月に米国マットで復帰を果たした。今回は久々の国内でのリングだったが、前日会見を欠席。自身のSNSで「扁桃炎ということでうつることはないのですが、熱が冷めず動けなくなってしまい本当にもうしわけありません」とつづった上で「38・9」と写った体温計の写真を投稿し、出場が不安視されていた。

 だが、無事に姿をみせた飯伏は石川修司、関本大介、今成夢人、新納刃と組んで、エル・リンダマン&石田凱士&伊藤貴則&渡辺壮馬&チェック島谷と、5対5「スーパープレミアムイリミネーションマッチ」で激突。メイン後の「GLEATクライマックス」として銘打たれ、午後10時8分にゴングが鳴らされた。「イブシ」コールの中、いきなり先発した飯伏は渡辺と対峙すると、あいさつ代わりの鋭い蹴りで観客をわかせる。

石田凱士にカミゴェを入れる飯伏幸太
石田凱士にカミゴェを入れる飯伏幸太

 試合は途中、10選手が入り乱れる場外戦へ突入。入場口の最上段からムーンサルトアタックを放つなど、破天荒ぶりを発揮する。その後、一進一退の大混戦が繰り広げられた末、最後は飯伏が石田と一騎打ちの状況に突入。飯伏は石田の鋭い蹴りを前に人間サンドバッグ状態になる一幕もあったが、最後は後頭部へのカミゴェから正調のカミゴェにつなぎ、これをカウント2で返されると、ひざのサポーターを外してのカミゴェでとどめを刺し、午後10時44分に3カウントを奪った。

 飯伏は「GLEAT本当に最高だよ。みんなすごいよ、その年齢で」と対戦相手を称賛。その上で最後に戦った石田に「またやろう、シングルで。いつでもやってやるよ」と話すと「ここのリングはGLEATだから」とマイクをリンダマンに手渡す。そして出場した全選手を呼び込むと、リンダマンの号令に合わせて「超GLEATしようぜ!」と叫んで、大会を締めた。