移籍コンビがチームの連敗ストップに一役買った。中日は2日の阪神戦(バンテリン)を3―1で制し、連敗を5で止めた。躍動したのは6月に日本ハムから交換トレードで移籍してきた斎藤綱記投手(26)と宇佐見真吾捕手(30)だ。
先発のメヒアが3回で緊急降板するアクシデントに見舞われ、斎藤は1―1の5回に3番手で登板。1イニングを三者凡退で片づけ、その裏に打線が勝ち越して移籍後初勝利をゲットした。中日加入後は10試合連続無失点投球。「チャンスをもらっているので期待に応えられるように、とにかくゼロで帰ってくることしか考えていない」と充実の表情で語った。
5番で先発出場した宇佐見も投手陣を好リードし、1点リードの5回に右前適時打を放つなど3安打をマークし、打率を3割6分8厘まで上昇させた。「ふがいない試合が続いていたのでチームが勝てて良かった」と気持ち良さそうに汗をぬぐった。
今季は現役ドラフトでDeNAから加入した細川成也外野手(24)がチームトップの14本塁打、リーグ4位タイの54打点で打率2割8分7厘と打撃を開花させ、いまや主軸を担っている。
3人はいずれも前球団で結果を残せず、崖っぷちの状況から移籍してきた。チーム関係者は「3人とも死にもの狂いで、もう後がないという気持ちでやっているのが伝わってくる。それでここまでの結果を残せていると思う。他の選手もそういう気持ちを見習って必死でやらないと今後のチームの浮上はない」と指摘する。
斎藤は「オリックス、日本ハムの2球団でなかなか結果を出せなくて、本当にもう終わりだなと思っていたところで中日さんがこうやって拾ってくれた。どうしても結果を出したい、ここで生きていきたいという気持ちがある。間違いなくラストチャンス」と意気込んでいる。3人に共通した必死さが生え抜きの選手たちにも伝われば、チームが苦境を脱する可能性も高まるはずだ。











