新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」21日長岡大会のAブロック公式戦で、海野翔太(26)とノア・清宮海斗(27)は互いに一歩も譲らず、フルタイムドローとなった。
令和闘魂三銃士の海野と、ノアの新エース・清宮による団体の威信をかけた公式戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いが続いた。清宮が武藤敬司直伝のシャイニングウィザードを放てば、これをかわした海野は蝶野正洋から指導を受けたSTFに捕獲して攻め立てる。
残り時間5分を切ったところで、清宮は足4の字固めで海野を捕らえ長時間にわたって絞り上げる。しかし、驚異の精神力で耐える海野相手にギブアップを奪えないと見るや、自ら技を解除してタイガースープレックスで3カウントを迫る。さらに変型タイガードライバーもさく裂させ、海野を追い込んでいく。
なおも粘る海野に清宮はとどめの変型シャイニングウィザードを狙う。しかし、これをキャッチした海野は、起死回生の変型デスライダーを発射して逆転。ダメージが大きくカバーが遅れてしまい、カウント2で返されてしまったところで時間切れ引き分けのゴングが鳴らされた。
開幕3連勝を阻まれた清宮は「クソッ! 甘かった! チクショウ! まだだ。切り上げていくぞ。次、しっかり切り替えて。クソ、でも失点だよ。負けと同じくらいの失点1だけど、気持ちを切り替えて、次(25日、後楽園)のSANADA戦、勝ちに行きます」と悔しさをあらわに。
一方で3戦して0勝1敗2分けの海野は「どうしても負けたくないライバルがまた一人増えたな。眼中にないって? 嫌でも視界に入っただろう。ただ、このG1クライマックス、ただの1公式戦の勝利が遠い。全勝できるほどG1クライマックスは甘くないってことだな。ただ諦めるつもりはないし、ここから挽回する。完走だけでは終わらせねえぞ」と逆襲を誓っていた。












