キックボクシングからボクシングに転向した〝神童〟那須川天心(24=帝拳)が、新日本プロレス「G1クライマックス」に出場中のノア・清宮海斗(27)に猛ゲキだ。

 かねてユーチューブコラボなどで親交がある清宮の動向を気にしてきた。1月の新日本横浜大会でオカダ・カズチカと大乱闘を繰り広げ、2月のノア東京ドーム大会で一騎打ちを実現させた際には「あれでひと皮むけたというか、一選手として上がった感じがありますよね」と評価していた。

 その清宮が今度はG1に出場し、開幕2連勝と好スタートを切った。那須川はオカダとのシングルで清宮が惨敗したことを踏まえ、「前回、差を見せられたじゃないですか。本当に大人と子供のように遊ばれた。だからこそ、成長している姿を見せてほしいですよ」と言葉に力を込めた。

 那須川は写真撮影などでレインメーカーポーズを決めるなど、オカダのファンでもある。だからこそ、清宮にとって高い壁であることを認めた上で「このG1で勝てないと今後、さらに(オカダから)相手にされなくなっちゃうと思う。だから今、輝けるうちにしっかりと爪痕を残して、相手にしてもらえるような選手になってほしいです」とエールを送る。

 Aブロックの清宮がBブロックのオカダと直接対決するにはブロック2位以内に入り、準決勝(12日、東京・両国国技館)に進出することが最低条件。まずはリーグ戦でオカダを振り向かせられるだけの白星を重ねてほしいと願う。

 これまでさまざまな壁をぶち破ってきた清宮を絶賛してきた。だが「もうそれだけではよくないですよね。それだけで終わってしまっても何も変わらず、一発屋で終わりになってしまう。休まずにドンドンやり続けることが大事ですね」とさらなる前進を求める。その上で「優勝してほしいです」とテッペン奪取を厳命した。

 那須川自身も9月18日に東京・有明アリーナで行われる転向2戦目で、フアン・フローレス(23=メキシコ)と対戦することが決まったばかり。歩みを止めない神童の期待に、清宮は結果で応えるしかない。