WWEの〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナー(46)が、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(38)に最大級の屈辱を味わわせた。

 4月から遺恨抗争を続ける両雄の対戦成績は、ここまで1勝1敗。決着戦となる、3度目の一騎打ちの場に真夏の祭典「サマースラム」(8月5日、ミシガン州デトロイト)が浮上する中、今週のロウ(ジョージア州アトランタ)では、オープニングにコーディが登場。WWE殿堂者ダスティ・ローデスの息子は、「サマースラム」で3度目のシングル戦を要求していたビーストをリングに呼び込んだ。

 ところが、レスナーは現れない。そこで、コーディは観客席最前列に陣取った女性を紹介。ダスティ・ローデスの2番目の妻で、コーディの実母ミシェル・ローデスさんに「泥まみれから立ち上がり、ファイターであることを教えてくれた」などと感謝の言葉を送った。

 コーディはリングサイドの家族と抱き合うと、レスナーの入場テーマが流れた。コーディは臨戦態勢に入ったが、レスナーが姿を見せないため、バックステージに突進した。ここで大型ビジョンの下から現れたレスナーは、イスを拾い上げてコーディをめった打ち。ヒザ蹴りを交えながら、5度もぶっ叩いた。さらにリングに打ちつけると、母ミシェルさんの眼前でコーディをF5葬。観客席最前列の母は息子の無残な姿を見せつけられ、思わず手で顔を覆った。

レスナー(右)はコーディの母親(左から3人目)をにらみつけた(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.
レスナー(右)はコーディの母親(左から3人目)をにらみつけた(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 レスナーはミシェルさんに不敵な笑みを送ると、場外でキムラロック。リング上でも再びキムラロックで捕獲し、左腕を痛めつけた。会場は大ブーイングに包まれたものの、ビーストは「挑戦、受けてやる! サマースラムで会おうぜ」と言い放ち、決着戦を正式に受諾した。

 これにより「サマースラム」で、レスナーVSコーディの第3ラウンドが正式に決定。愛する母の前で暴行される屈辱を受けたコーディは、イスにつかまりながらリングを下りた。凶悪化する一方のビーストと、復讐に燃えるアメリカン・ナイトメアの決着戦は、壮絶な結末となりそうだ。