首位の折り返しも…尻すぼんだよな――。オールスター前最後の一戦となった17日の中日戦前、阪神・岡田彰布監督(65)が前半戦を総括した。
15年ぶりの虎の指揮官として復帰した今季、試合前まで45勝35敗3分けで、開幕から一度も勝率5割を切ることなく、首位での折り返し。とはいえ、6月以降はチーム状態は緩やかに下降線をたどり、6月は8勝14敗1分け、今月も5勝6敗1分けと最大18あった貯金は徐々に減らしてきている。それだけに岡田監督は「総合的に見るといい前半戦だったのかな」と振り返りながらも「手応えは?」と問われても「手応えはあまり感じていない。今の状況では…」と苦笑い。
もちろん、戦前の予想以上の成績を上げた人材がいなければ、シーズン中盤の時点で2ケタ前後の貯金を作るのは至難の業であるのも事実。岡田監督はその功労者に7勝(1敗)の大竹、同じく3年目でここまで6勝(5敗)とブレークした村上を挙げ「大竹に関してはここまで勝つとは思っていなかった。村上は第2先発的なところから開幕スタートしたけど、ひとつのチャンスをモノにした。勝ち星は増えていないけど、負け数とか関係なしにすごい戦力になってくれている。一番助かりました」と奮闘をたたえた。
一方で開幕投手・青柳や開幕時にクローザーに見込んでいた湯浅の不調や、現在、右わき腹骨折のため離脱中の近本など想定外の自体が複数あった。これについて「全部の選手が揃うことがなかった」と表現した岡田監督は「後半はある程度の戦力というか(復帰して)来てくれると思う。今、調子の悪い選手もいますけど、当然(状態を)上げていかないといけない。ベストメンバーというか、そういう形で後半は戦っていきたい」。そう展望を語った指揮官は来る22日の後半戦初戦・ヤクルト戦の先発に前半戦は3勝止まりに終わった青柳の抜てきを明言。もう一度、開幕を迎えるつもりで、後半戦の再加速を目指す。












