エンゼルスが大谷翔平投手(29)をトレードする可能性は否定できないようだ。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は14日(日本時間15日)に出演した同局の番組で「エンゼルスは大谷のトレードの可能性を排除していない」と語った。

 また自身のSNSでも「情報筋によれば、エンゼルスのフロントオフィスは大谷翔平のトレードのオファーを考慮する姿勢であるという。大谷を動かす可能性は極めて低いと見られてはいるが、チームは、可能性を排除していない」と記した。同時に「(14日のアストロズ戦から9試合の)本拠地でのチームのパフォーマンスは、エンゼルスの最終的な進路を決める大きな考慮事項となるだろう。現時点では、業界の多くの人は依然として取引の可能性は低いと見ている」と伝えた。

 モロシ記者は6日(同7日)に「トレード移籍の可能性はほぼない」と伝えており、軌道修正した。

 またニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者も同紙のユーチューブ番組に出演し、同様の見解を示した。「自分は動かないと思っているが、大谷が動くチャンスはある、それが正しいことだと(球団オーナーの)アーティー・モレノ氏が説得されていると感じている」。ヘイマン記者は今年2月と6月にモレノ・オーナーを直撃して記事を執筆している。

 トレード先については「(レイズのような)マーケットの小さいチームでも大谷をトレードできる可能性はある。オリオールズ、ダイヤモンドバックス、レッズなど素晴らしいプロスペクトがいる。ただ、大きなマーケットを誇るチームがモチベーションで勝り、多くの選手を放出してでも獲得に迫るのではないかと感じている」と予想。ただ、「その中ではドジャースが早い段階で選手を動かし、大谷の場所を空け、長期で契約する準備ができているとされるが、ただでさえ大谷を放出したくないだろうモレノ氏が、ドジャースにだけはトレードしないだろうと考えられる」とロサンゼルスを本拠地とする長年のライバル、ドジャース移籍には否定的だ。

 トレード期限は8月1日(同2日)。大谷の運命とチームの未来は14日からの本拠地9試合にかかっている…。