熱い言葉にチームへの思いを込めた。ソフトバンクの王貞治球団会長(82)が14日、首位・オリックスとの3連戦に向けて、ナイン各自に現状を打開する〝スーパーヒーロー〟への変身を求めた。
Bクラスの楽天、西武に3タテを食らって痛恨の6連敗。球宴前の最後のカードは2・5ゲーム差に広がった首位・オリックスとの本拠地3連戦だ。相手は山本、宮城、山下が先発してくる予定で、V奪回へ大きな踏ん張りどころを迎える。
前夜の敗戦後、チームを集めて緊急ミーティングを行いゲキを飛ばしていた王会長は「とにかく元気にやろうとね。背中を丸めていても仕方がないから。オレたちからしたら、誰かスーパーヒーローが出てきてくれるのを待つだけだからね」と力強く口にした。
試合後の〝緊急ゲキ〟は節目を除けば異例のこと。気持ちの切り替え、そして選手各自に「自分がやってやるんだ、オレが、オレがという気持ちで臨んでほしい」との思いを訴えたという。
負けが続くとどうしても重たい空気に包まれてしまう。現状、打線ではつなぎの意識でチャンスを作っても、決める1本が出ないシーンが目立っている。チームの白星に大きく貢献してきたリリーフ陣も、流れを意識したような苦しいマウンドになってしまっている。
あくまでも「特別なことはできないんだから。自分のできることをやるしかないんだから」との前提の上で、気持ちの面で前へ向かっていく積極的な姿勢を…というわけだ。
連覇を許している宿敵との直接対決。前半戦の山場だ。6連敗でも貯金9の3位と決して悲観する状況ではない。連敗を止めるのみならず、反転攻勢をかけたいところだ。












