中日が早くもトレードの〝成功〟に気を良くしている。日本ハムから中日に移籍した宇佐見真吾捕手(30)と斎藤綱記投手(26)がそろって活躍を見せるなど存在感を発揮しているからだ。

 正捕手だった木下が右手骨折で離脱したことを受け、巨人、日本ハムと渡り歩いた経験豊富な8年目の宇佐見が新加入。すると、4日現在まで8試合に出場し、14打数7安打で打率5割、2打点をマークするなど攻守でチームをもり立てている。

 その宇佐見と交換となった郡司も4試合に出場し、同じ14打数7安打の打率5割で、1本塁打、4打点と好成績を残している。しかし、中日のチーム関係者は「郡司の活躍は別にうらやましいとは思わない。DHのあるパ・リーグだからこそ活躍できる場ができたわけで、宇佐見の方は木下をしのいで、このまま正捕手になってしまう可能性さえある。そういう意味ではこのトレードはお互いのチームにとって良かったのでは」と力説する。

 4日の巨人戦(バンテリン)で移籍後初登板を果たした斎藤も1回無失点デビュー。「緊張したけど、とにかく抑えられて良かった。どうしても結果を出したい。ここで生きていきたい」と意気込んでいる。中日にトレード移籍してきた宇佐見、斎藤の躍進から今後も目が離せない。