巨人は4日、ロッテとの交換トレードで獲得した小沼健太投手(25)の入団会見を東京・大手町の球団事務所で行った。

 やや緊張した面持ちの小沼は「優勝の一員になれるように来たと思っているので、心を切り替えて頑張りたい」と所信表明した。現在のチームの救援防御率は3・86でリーグワーストの成績。同席した大塚淳弘球団副代表は「8月、9月が勝負になって、ちょうどそのころにピッチャーがヘバってくる。そのためにブルペンを強化したかった」と明かした。

 また、小沼についてはルーキーイヤーから注目していたといい「(今季は)リリースポイントが高くて角度があり、体が大きくなって馬力も出たのかなと。もしかしたら大化けするんじゃないかと」と、今後ののびしろへの期待も込めて白羽の矢を立てた。

 一方、小沼を獲得する代わりに石川慎吾外野手(30)を放出する形となった。両球団間の交渉がまとまり、石川本人と直接話したという大塚副代表は「ファームで通算3割3分くらい打って、ホームランも80本くらい打っているんですよね。『環境を変えれば大化けする可能性あるぞ。バッティングは一流なんだから頑張れ』という話はしました」とやり取りを明かした。

 今季も二軍戦では打率3割5分8厘、4本塁打、26打点の好成績。しかし、一軍には一度も招へいされなかった。大塚副代表は「原監督と前から一致しているのは『飼い殺しはしちゃいけない』ということ」と前置きした上で「ウチでやっぱり欲しいですよ! 置いておきたいですよ!」と声のトーンを上げ「でもやっぱり慎吾のためを思うとね。活躍の場を提供してあげたいという思いです。活躍してほしい」と最後は新天地での飛躍を願っていた。