米スポーツサイト「トレード・ルーモアーズ」は29日(日本時間30日)、今オフにFAとなることが見込まれる大リーガーの「パワー・ランキング特集」を掲載した。1位にエンゼルスの大谷翔平投手(28)が、続く2位にはオリックスの山本由伸投手(24)がランクイン。そしてDeNAの今永昇太投手(29)がトップ10圏外の「入選者」の1人として名前が挙げられた。

 他球団へ移籍するにせよ、エンゼルスと再契約するにせよ、1位の大谷が来季以降、大リーグ史上最高額の長期契約を結ぶことは明らかだ。ただ、この手の特集記事では、むしろ2位以下のランキングが気になるところだろう。その大谷を除く“トップ”に挙げられた山本について同サイトは健康状態などの条件付きながら、NPB所属選手として取得が数年先となる「海外FA権」ではなく、ポスティングシステム(入札制度)でのMLB移籍が容認された場合の新契約が「総額2億ドル(約288億6000万円)になってもおかしくはない」と評した。

 その理由としてメッツと5年総額7500万ドル(約108億2000万円)の契約を結んだ千賀滉大投手(30)が、ここまで好調を維持していることがプラスに働いていると指摘。山本は千賀と比較して5歳も若く、能力的にも高く評価する声があるという。

 さらに田中将大投手(34=現楽天)が2013年オフにヤンキースと7年総額1億5500万ドル(約223億6700万円)の契約を結んだことも山本にとって好材料となるようだ。同サイトは山本に関して「(現在の)タナカよりも若く、間違いなく優秀。投手の(市場での)価格(相場)が右肩上がりになっている」とし、今オフのFA市場で大谷に次ぐ“目玉”となることをクローズアップしている。今オフのポスティング移籍がウワサされる今永も含め、今春のWBCで活躍した侍ジャパンの先発コンビがMLBスカウト陣の間で人気の的となりそうだ。