完全復活への第一歩となるか。広島の野村祐輔投手(34)が29日のDeNA戦(マツダ)で今季初登板初先発し、6回を投げて3安打無失点と好投した。2番手ターリーが追いつかれて昨年8月11日以来の白星は逃したが、チームは5―3で競り勝って5連勝。2012年に新人王、16年には最多勝と最高勝率の投手2冠に輝いたプロ12年生は「ホッとしている。チームが勝てたので。上位のチームに3連勝できて良かった」と充実感を漂わせた。
昨オフ、18年以来となる母校・明大での自主トレを敢行。テーマは投球フォームの〝ドリル化〟で「タイミングとバランスをしっかり自分に染み込ませる」ことを目的にトレーニングメインで練習したという。
明大での自主トレで一番良かったのが「大学の時の監督が何度も見に来てくれたこと」。19年まで明大監督を務め、野村を1年次から知る善波達也氏は自身の会社を経営するなど多忙な中でも、足しげくグラウンドに足を運んでくれたそうだ。
「最初は食事でも行きましょうかという話だったんですが『練習を見に行く』と来てくださって。(ブルペンでの投球を見て)もっとこうした方がいいんじゃないかとか、アドバイスだったりとかをいただきました」
オフから取り組んでいることは「まだ完全にはできていない」としつつ「その中で試行錯誤しながら、ずっと微調整していきながらという感じ」だという。それでもこの日、新井監督は「100点満点の投球」と評価した。野村が順調に白星を積み重ねられるようになったとき、赤ヘルは18年以来のリーグ優勝にグッと近づく。












