感謝の気持ちをチームに還元する。広島のマット・デビッドソン内野手(32)が25日の巨人戦(マツダ)に「7番・三塁」で先発出場。2回二死一塁で5月3日のDeNA戦以来の7号2ランを放ち、チームを勝利に導いた。
先発した森と一緒にお立ち台に上がったデビッドソンは「しばらく打てていなかったので、フェンスを越えてくれて良かった」。シーズン序盤は打撃に苦しんでいたが、少しずつ自分の持ち味を発揮しつつある。
ターニングポイントがあった。それが左肩のケガが回復し、初めて二軍戦に出場した3日だった。試合前に大野練習場に訪れた新井監督から打撃のアドバイスを受けた。実際に指揮官がバットを持って身ぶり手ぶりで教えてくれたという。
デビッドソンによれば新井監督は押しつける形ではなく「こういう形で(バットを)出したらどうかな?」「アプローチはこういう形はどうかな?」と提案を受けたのだという。そこから二軍で結果を残して9日のロッテ戦で復帰した。
指揮官のアドバイス後に最も変わったのはバットの出し方と軌道だという。「指導を受けて自分のバットの軌道はフラットというか、レベルスイングに近いような形になったと思う。またタイミングの部分が改善されたと自分では感じる」(デビッドソン)
そしてこうも付け加えた。「その会話の前まではタイミングが常に遅れている形だったが、修正されてきたと思う」。そこから徐々に微調整を加えて現在に至る。「(監督には)試合でも練習でも前向きに何でも取り組んでいける環境をつくってもらっている」と笑顔で語っていた。












