中日は28日の阪神戦(甲子園)に延長10回の末、4―2と激闘を制した。負ければ自力優勝の可能性が消滅する危機を回避し、阪神戦の連敗を6で止めた。

 ヒーローとなったのは岡林勇希外野手(21)だ。2―2で迎えた延長10回二死二塁から島本のフォークを捉えると、値千金の右越え三塁打となり、勝ち越しに成功。続くビシエドも加治屋から右前適時打で追加点を奪い突き放した。

 お立ち台で岡林は「追い込まれて、何とかバットに当てようと、必死に食らいついて結果が決勝打になって良かった」と笑顔を見せた。

 昨季は高卒3年目で最多安打のタイトルを奪取。今季もレギュラーとして躍動を続けており、得点圏打率は3割超えだ。「必死に点を取りたいという気持ちがある。追い込まれても簡単にアウトにならないという意識が、いい結果になっていると思う」と胸を張る。

 チームは若返りが進んでおり「泥臭く、思い切ってプレーして、それが勝ちにつながれば、うれしいので、それを必死にやっていこうかな」と意気込んだ。