相手もお手上げだったようだ。大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場し、6回1/3を102球、4安打10奪三振1失点で今季7勝目を飾った。打っても初回の第1打席で放った先制の27号ソロ、7回の第4打席での28号ソロを含む3打数3安打2打点をマークした。
チームも4―2で勝利し、貯金を7に増やしてア・リーグ西地区2位の座を堅持したまま同首位のレンジャーズを5ゲーム差で追走。同リーグのワイルドカード争いでもついにブルージェイズを抜いて圏内の3位に食い込んだ。〝リアル二刀流〟で自身初の1試合2本塁打、さらに投手としても10三振を奪うなど投打でインパクトを残した大谷の活躍がチームに価値ある白星をもたらし、ポストシーズン進出の希望を膨らませつつあるのは言うまでもない。
その一方で二刀流スーパースターの信じられないような暴れっぷりにすっかり脱帽し切っているのが、対戦相手のホワイトソックスの面々だ。イリノイ州の地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は同日配信の記事で「(現地時間26日のエンゼルス戦で先発したホワイトソックス右腕の)ディラン・シーズが26号本塁打を打たれた翌夜、二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニはそのパフォーマンスを〝平凡〟なものにしてみせた」と寸評。右手中指の爪にひびが入るアクシデントに見舞われながらも2試合連続アーチ&2本塁打、さらには6回1失点&10奪三振を記録し、投打にわたって大谷が相手のホワイトソックスを翻弄したと半ば〝白旗モード〟でリポートしている。
同記事ではホワイトソックスの主力たちが試合後、異口同音で大谷を絶賛するコメントも掲載されている。三塁手のジェイク・バーガーが大谷について「彼は100球投げてまだ試合に出場し、またホームランを打つ…。彼がやっていることは、自分の目で見るととても信じられないことだ」と述べれば、前夜に26号を被弾したシーズは「彼のような選手は今まで誰もいなかった。彼は非常に才能があるし、一生に一度の選手」と激賞。ホワイトソックスのペドロ・グリフォル監督も「彼は野球界で最高の才能の持ち主だ。ミスをすれば、彼はその代償を払わせるだろう」と述べ、素直に大谷をたたえている。
大谷はホワイトソックス戦でキャリア通算3試合に先発登板し、16回2/3を投げて防御率1・08と非常に相性がいい。打者としてもホワイトソックス戦では今季だけで6本塁打をマークしており、投打で〝カモ〟にしている。











