巨人は25日の広島戦(マツダ)に2―3で敗れ、リーグ4位に転落した。

 打線は10安打を放ったが、得点は主砲・岡本和真内野手(26)の適時二塁打と吉川の内野ゴロの間に挙げた2点に終わった。そんなチーム唯一のタイムリーを放った岡本和のプレーに、SNS上で「賢明な判断」「コーチャーを見てくれ」といった賛否が巻き起こっていた。

 それはタイムリーを放ち、二塁走者として塁上に残った4回二死二塁の場面。ウォーカーが三遊間へ放った痛烈な打球に相手遊撃手の田中が飛びつき、グラブではじいた。打球はそのまま左翼線方向へ転がり、三塁コーチの川相昌弘総合コーチ(58)は二塁から三塁に向かってくる岡本和に対し、右腕をグルグルと回して本塁への突入を指示した。

 しかし、岡本和は三塁ベースに到達する前から減速しており、そのまま三塁でストップ。全力で駆け抜けていても生還できたかは誰にも分からないが、後続の大城卓が空振り三振に倒れて追加点を挙げることはできなかった。

 試合後、川相コーチは「できれば行ってほしかったけど、脚力の問題もあるし。最後は止めた」と話した。

 もっとも、チャンスは他にもあり、最大の懸案は打線の決定力不足にある。ただ、1点差での敗戦となっただけに、モヤモヤが残ったファンも少なくなかったようだ。