西武・中村剛也内野手(39)が復帰即決勝打を含む3打点の安定感で、打線につながりを生んだ。
チームはリーグ戦再開となった23日の楽天戦(楽天モバイル)に5―4と勝利し、6カードぶりとなる連勝を決めた。決勝打を放ったのは「右外腹斜筋損傷」からこの日、復帰したばかりのレジェンド・中村だ。
初回に4番・渡部の適時打に続き、中犠飛で打点を挙げた5番・中村は、3―3の同点で迎えた8回二死一、二塁の第4打席で左中間フェンス直撃となる2点適時二塁打を放ち、試合を決めた。
中村は「(初回は)なんとか4番の選手(渡部)がタイムリーを打ってくれたので、もう1点取れるようにと思って打席に入った。(8回は)走者をかえすことに集中して打てると思った球は打とうと思っていた。少しの間ゲームから離れていたので、これから貢献できなかった分、しっかり勝利に貢献したい」とシンプルに打点を挙げた2打席を振り返った。
中村を欠いた交流戦中は10試合連続2得点以下など貧打に泣いた。しかし、打線の軸となる39歳が帰還するや、初回、8回の得点場面では3番・外崎、4番・渡部がそれぞれ〝1安打1四球〟で中村へとつなぎ、この日の3打点で川上哲治(巨人)を抜き歴代14位となる1321打点に浮上した大打者が、きっちりとその期待に応えてみせた。
「いつまでも中村と栗山頼みでは先がない」と悲観される西武打線だが、この人がいる安心感はプライスレス。チームに安定を与え相手に脅威を与えるその技術は、まだまださびついていない。












