かつてのチームメートとの早すぎる別れに涙した。成人T細胞白血病のため16日に65歳で亡くなった北別府学さんの告別式が19日、広島市内で営まれた。「北別府、大野、川口」の3本柱の一人として活躍した大野豊氏(67)が弔辞を読んだ。

「北別府学君、いや選手時代と同じように『ぺー』と呼ばしてください」と切り出した大野氏は「一緒にカープのマウンドを必死に守ってきた大野豊です。ペー、65歳、早すぎるよ。悲しいし、残念でならないよ」と言葉を詰まらせた。

 現役時代を「ライバルでもあり、助け合いながらお互い一目置く良き友でしたね」と振り返り「ペーの精密機械のようなコントロール、投手としての考え方など多くのことを学ばせてもらい、成長することができました。感謝しています。本当にありがとう」との遺影に話しかけた。

 そして大野氏は「カープ球団、生え抜き初の200勝投手・北別府学。その雄姿を忘れることは決してありません。私の心の中でずっと居続けています」と言葉をつむいだ。最後に「どうぞ安らかに、お眠りください。ペー、さようなら」と目に涙をためて締めくくった。