2019年ラグビーW杯日本大会で〝笑わない男〟として大ブレークした日本代表PRの稲垣啓太(33=埼玉)が、9月開幕のW杯フランス大会制覇をぶち上げた。16日に千葉・浦安市内で行われている代表合宿に参加した稲垣は「勝負の中で、一番上を目指さない理由がわからない」と闘志を燃やした。
ただ、日本の8強入りは自国開催の1回のみ。しかも次回W杯で入った1次リーグD組は、昨年11月の強化試合にて13―52で敗れた世界ランキング6位のイングランドや、同8位のアルゼンチンと強豪がひしめく〝死のリーグ〟。1次リーグを突破しても同10位の日本が優勝するには、前回覇者の南アフリカや、同1位のアイルランドなど難敵を倒さねばならない。
現実的にフランス大会はまず4強入りが最大目標となるが、優勝を掲げるのには、稲垣なりの理由がある。「前回大会(ベスト8)で負けて終わっている。前回を超える意味でベスト4を目指したところで、また負けて終わることになる。それは理解はできるけど、納得はできない」と力説。〝笑わない男〟は、あくまで笑って大会を締めくくりたいのだ。
もちろん稲垣もポジションが確約されたわけではない。シ烈なメンバー争いについても「登録メンバーの生き残りがかかっているから、(今回の合宿も)すごく殺伐とした雰囲気のときもある。もちろんチームファーストでみんなやっているけど、チームの中で緊張感はある」と明かした。












