〝昭和式〟で世界一を目指す。ラグビー日本代表は13日、W杯フランス大会(9月8日開幕)に向けて千葉・浦安市内で行う合宿を公開した。

 前回大会では8強を達成し、初の決勝トーナメントに進出。FLのリーチ・マイケル(34=BL東京)は「前回大会は、ベスト8がゴールだった。今大会は、みんな優勝を目指してる。不安もあるけど、可能性はゼロじゃないし、可能性があることを信じてほしい」と世界の頂点へ向けて意気込んだ。

 高い目標を実現するため、今回の合宿では序盤から過酷な練習メニューが課されている。SHの流大(30=東京SG)は「馬跳びをして(他選手の)下をくぐる練習で、誰かができなかったら永遠にやらされる。昭和的な要素も結構あって、初日は結構みんなビックリしてた」と想像以上のハードさに驚いた様子だった。

 FBの山中亮平(34=神戸)も「タックルの基礎的な練習がすごく大変。1時間ぐらい、水もなしで死にそうになりながら、コーチがストップって言うまで続く」と思わず苦笑い。もちろん、選手は根性をつけるために過酷メニューをこなしているわけではない。リーチは「専門のコーチがタックルの強さをどう出すか考えている。(タックルの練習では)手をつかむのが禁止で、わきとヒジを絞る。日本の伝統的なタックルとは違うイメージで、ここまで徹底してやるのは初めて」と練習の狙いを説明した。

 合宿には日本代表36人、同代表候補10人の計46人が参加しているが、W杯の登録メンバーは33人。選手たちは厳しい練習に耐えて、メンバー入りをアピールする必要がありそうだ。