巨人の戸郷翔征投手(23)が14日の西武戦(東京ドーム)に先発し、6回1失点で両リーグトップの8勝目を挙げた。

 苦しみながらも意地を見せた。なかなか制球が定まらず、初回だけで32球を要した戸郷。2回に自らのスクイズで1点のリードを奪った直後の3回には外崎の適時打で同点を許すなど、序盤はらしくない投球となった。

 それでも、徐々にリズムを取り戻した右腕。カーブを織り交ぜながら西武打線を抑え込むと、その後は6回まで計116球を投げてマウンドを降りた。

 出足が悪いなりにもいい投球を見せることができた戸郷は「苦しい立ち上がりでしたけど、なんとか球数を使いながらも1点に抑えることができて勝ちにつながることができた」と手応え。それでも「制球で一番苦しみましたし、いろいろかみ合わない部分もあって、三振もある程度取れましたけど、まだまだ目標は上にあるので、目指せるように頑張ります」とさらなる課題改善を誓った。

 これで交流戦3勝と、主砲・岡本和と並んで交流戦MVPの可能性も見えてくるが…当の本人は「いや、どうだろう(笑い)。ロッテ戦はあんまりいい投球できなかったので…まぁ、選んでいただけたら光栄だと思います」と謙遜気味。成長著しい若きエースが、勢いそのままに勝ち星を量産していく。