ボチボチやってけばええんよ――。阪神は8日の楽天戦(楽天モバイル)に4―6で逆転サヨナラ負け。1点リードの9回のマウンドを託した守護神・湯浅が2四球で二死一、二塁のピンチを招くと、小深田にまさかの3ランを被弾。パ・最下位の楽天に1勝2敗で負け越す形となった。
湯浅の今後について、試合後の岡田彰布監督は「力みがある? そんなんオマエ、かばうような言葉はないけどな。今はちょっとしんどいやろ。ストライクが入らんとのう」と今後の配置転換も示唆した。
チーム最大のストロングポイントだったリリーフ陣も石井、岩貞らの離脱や、昨季のセットアッパー・浜地の長引く不振も響き、ややお疲れモード。6月のチーム成績は3勝3敗1分け。19勝5敗とイケイケドンドンの成績で駆け抜けた5月ほどの勢いはないが、岡田監督は泰然自若の姿勢を崩さない。
今は辛抱の時か? 指揮官は「いや別に辛抱なんか、なんでする必要あるん。そんなんオマエ、(翌日からの日本ハム3連戦で)ひとつでも勝ち越して(甲子園に)帰ればいいんちゃうん。今何勝何敗やねん。他のチームの方がもっと辛抱せなアカンやん」と笑みすら浮かべた。
55試合を消化し貯金は17。油断こそ絶対にあってはならないが、今は焦る必要も無理をする必要もない。経験豊富な指揮官は本当の戦いが8月以降に待っていることを知っている。
交流戦では高卒2年目の期待株・前川を積極起用し、収穫と課題を与えることにも成功した。DH制を活用し、打席を多く与えた新外国人・ミエセスも着実に日本球界に順応しつつある。6月にまいた種は秋までに実らせ、おいしくいただく。












