エンターテインメントビジネスにとって苦しかったコロナ期間を終えて、ソフトバンクが精力的に動いている。5月28日には2014年から2年間チームに在籍した韓国のレジェンド・李大浩氏が来日。セレモニアルピッチに登場した。
8月には「キングオブクローザー」として君臨したデニス・サファテ氏(42)が来日することになった。2017年に史上最多の54セーブをマーク。MVPそして外国人選手初の正力賞も受賞した。
サファテ氏に関しては大功労者ながら引退試合も行えていなかった。コロナ期間が終わればセレモニーを行う機運も高かった。2021年に引退を表明した際に本人も「これは永遠のお別れではなく、一時的なものです。また近いうちにお会いしましょう!」とメッセージを発信している。
投手陣にも多大な好影響を与えたレジェンドで、鷹ファンにも絶大な人気を誇っただけに盛り上がりそうだ。
今季は「大物」の有名人の始球式への登場も目立っている。もともと空路での移動を要する地理的要因がある。特に関東地区の球団に比べると、日程がタイトな有名人を始球式などに呼ぶことのハードルが格段に高い。
その中でも今季は尽力していく方針となっている。直近でも福岡で個展を行う香取慎吾にオファーをして、6月29日の楽天戦でのセレモニアルピッチ登場が発表された。
コロナ禍で苦しんだ期間を終えて、現在、ペイペイドームではノーマスクでの声出し応援が解禁。元通りの光景に戻りつつある。その一方で球団サイドには危機感もある。その間に球場に足を運んで応援するスタイルから離れてしまった野球ファンも少なくない。
「この3年間で球場に行かないことが当たり前になってしまった方もいます。WBCが盛り上がったことで、幸いにもプロ野球の露出も増えているタイミングでチャンスでもある。そういった方に戻ってきてもらうのと同時に、新しいファンの人にも球場に来て野球を見ることの楽しさを提供したいという思いもあります」(球団フロント)。
もちろん、グラウンド上でのプレーでの盛り上がりが一番ながら、その他の面も含めて、いかに一過性ではなく野球熱をコロナ前にまで戻し、さらに伸ばしていくかが球界でもテーマとなっている。












