ヤクルトは21日のDeNA戦(横浜)に延長12回の末3―3で今季2度目の引き分けとなった。連敗脱出とはならなかったが山田哲人内野手(30)と村上宗隆内野手(23)から今季初のアベック弾が飛び出した。

 0―1で迎えた4回。先頭の山田が侍で共闘した相手先発・今永が投じた148キロの直球を左翼席へぶち込んだ。試合を振り出しに戻す貴重な一発。12試合ぶりの5号ソロに「初回から真っすぐがすごい早くて力強かったんで、それに負けないように狙ってという感じ。1打席目で球が吹き上がっていたんで、なかなか厳しいなと思っていた。次の打席では仕留めようと。イメージ通り打てて良かった」と納得の表情を浮かべた。

 山田のソロで盛り上がった打線は続くサンタナが右前打で出塁。無死一塁で4番・村上がファウルで粘り8球目、151キロの直球を捉えてバックスクリーンへアーチをかけた。6試合ぶりの7号逆転2ランに球場のファンからは大歓声が上がった。だが、直後の裏の攻撃と7回に1点ずつ返され勝利はできなかった。村上は「逆転できたので良かったですけど、勝ちきれるようにまた、頑張ります」と語っている。

 山田は第3打席以降も右二塁打、三塁への内野安打を放つなど好調ぶりを発揮。村上もマルチ安打を記録している。二人の活躍に高津監督は「1本のホームランなんだけど、チーム与える影響とか雰囲気であったり、相手に与えるダメージとかそういうのが他の選手の1本とは違う」と主将と4番の存在感の大切さを語った。