巨人が21日の中日戦(東京ドーム)に5―2で勝利し今季初の5連勝。プロ初登板初先発となった育成1位ルーキー・松井颯投手(22)は5回無失点と好投し、うれしい初勝利を挙げた。
新人離れした安定感を見せた。緊張感からかプレイボール前の投球練習中こそ大きなワンバン投球を見せるなど初々しい一面も見せたが、試合に入ると一変。初回先頭・岡林を左邪飛に打ち取ると冷静さを取り戻し、3回までパーフェクトピッチと圧巻の投球を見せた。
勝利投手の権利がかかった5回には一死一、二塁とこの日初めてのピンチを招いたが、後続の村松、代打・アルモンテから2者連続空振り三振を奪い、笑顔でマウンドを降りた。
新人の力投に応えようと打線も奮起。2回にウォーカーの豪快な4号2ランで先制すると、その後も得点を重ねて9安打5得点。投打がかみ合った勝利で貯金を1とし、順位も4月7日以来44日ぶりとなる3位浮上とした。
セ・リーグ史上初の育成出身ルーキーとしてプロ初登板初勝利を挙げた松井は「初登板で勝利できたのはうれしい。これだけじゃなくて、次も、その次も勝てるようにまた次に向けてやっていきたい」と手応え。原監督も「見事な投球をしてくれました。来週からまた新たなスタートを切るというところでいきたいと思います」と満足げな表情を浮かべた。
最下位から一転、上昇気流をつかんだ原巨人の追い上げがここから始まる。












