巨人は20日の中日戦(東京ドーム)に6―2で快勝。今季初の4連勝で勝率5割に復帰した。
勝利の立役者は、何と言ってもプロ初となる満塁アーチをかっ飛ばした大城卓三捕手(30)だ。5回に相手先発左腕・小笠原の直球を右翼席に叩き込んだ。捕手でありながら通算406本塁打をマークし、惜しまれながらも現役を引退した阿部慎之助(現ヘッド兼バッテリーコーチ)以来、チームでも待望されていた〝打てる捕手〟がいよいよ本格的に台頭してきた格好だ。
原辰徳監督(64)にとってもうれしい一発だ。「見事なホームランでしたね。勝負強いし、コンタクト率も非常に高いし、そこに今年はホームランもかなりね」とえびす顔だった。ただ、当時の阿部と比較するのはまだ時期尚早のようで「阿部に近づいた」と質問を向けられると、笑顔で「まだ早いのかもしれないね」とピシャリ。それでも、今月9日のDeNA戦(新潟)から5番打者を務め、打率3割1分3厘、6本塁打、17打点の好成績をキープしている。ライバル球団にとって脅威となっていることは間違いなく、指揮官も「相手チームは、いい存在ではないと思っているんではないでしょうか」と思いを巡らせた。
これで大城卓はプロ50号に王手。背番号24の攻守に渡る活躍がチーム浮上の原動力となりそうだ。












