巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(75)が15日、自身のブログを更新。「大城に問いたい」と題し、扇の要を担う大城卓三捕手(30)のリードに疑問を呈した。

 堀内氏が指摘したのは14日の広島戦(東京ドーム)で、先発した赤星が0―1の7回二死満塁からマクブルームに満塁弾を浴びた場面。結果的にカウント1―2からの4球目の変化球をスタンドに運ばれたが、赤星とバッテリーを組んでいた大城卓のリードが釈然としなかったという。外角寄りの直球の2球で2ストライクと追い込んだ際に、堀内氏は「次の3球目。俺は思った。『ここでインコース高めに1球外せ』と」考えたそうだ。

 その理由について「2球続けて外側に投げればバッターの目は当然外側に合わせてくる。だから1球インコースに外して投げておいて、体勢をのけぞらせる必要がある」「低めに投げた場合、高めと比べるとボールに合わせる時間ができてしまうため、いいバッターだと打たれる可能性が出てくる」「例えばフォークで落とそうとすると、赤星が緊張してワンバウンドを投げる。ワイルドピッチも想定してやるべき場面だからだ。そういう意味でここを丁寧に攻めるなら、インコース高めに外した真っ直ぐがベストと考えられる」と説明した。

 ただ、堀内氏の考えと大城卓のリードは異なり「キャッチャーの大城は3球目を外した。外すのはいい。しかし、彼は外の真っ直ぐを要求した」「これで完全にマクブルームの目が外に合ったはずだ。そして、4球目。また『外』ですよ。しかも遅くて甘い変化球だった。マクブルームはそれを逃さず、ボールはレフトスタンドに消えていった」と持論を重ねた。

 そして、堀内氏は「ここで大城に問いたい。3球目のボールは何を意味していたのかと」と投げかけ「大城は1ボール2ストライクのカウントの時もなんの気なしにというのか、意図が伝わらないボールで外させることがある」とも加えた。

 もちろん、厳しい言葉は球団OBとしてチームを思ってのことだ。堀内氏は最後に「巨人の正捕手というならばあえて厳しく問いたい。どうやって取り組んでいるのか。その組み立てをリードでしっかりと見せて欲しい」と締めくくった。