現在、巨人でコーチを務める「中西チルドレン」たちが18日のヤクルト戦(神宮)前、中西太さん(享年90)を悼んだ。
西鉄で本塁打王5回、首位打者2回の成績を残し、指導者としても数多くの選手を育てた中西さんが、11日に都内の自宅で心不全のため死去していたことがこの日、分かった。
1992年に巨人で一軍打撃総合コーチを務めた中西さんから指導を受けた川相昌弘総合コーチ(58)は「中西さんの『八の字スイング』や『ツイストスイング』を足をつかってヘソの前でバットを振れるようにとやった。自分にとってはそのあと93、94年にチームで最高打率になった。(93年2割9分、94年3割2厘)それをやったおかげでいい効果が出た。(指導で)子どもたちにもそう教えている」と感謝した。
身長174センチの中西さんと176センチの川相コーチは体形も似ていた。「中西さんがおっしゃっていたのは体の大きい小さい関係なく人間が一番力が出るところが大事だと。バット振ったり力仕事というのはそういうことだと。そこでやらないと力が出ないとティー打撃をやった」と故人との練習を振り返った。
また元木大介作戦兼内野守備コーチ(51)は「武上(四郎)さんもそうだったし中西さんとかすごい人たちに教わって。そういうのがあって今、若い人たちにも教えていけるんじゃないかなと思う」と感謝の気持ちを示すと、「(中西さんが)東京ドームや神宮にいらっしゃった時、『元気でやっているか』と声をかけていただいていた。残念ですね」と悼んだ。












