制球も、投球テンポもととのった――。阪神・村上頌樹投手が15日に甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。五月晴れの空の下、キャッチボール、ランニングなどで約60分、汗を流した。

 今季ここまで4試合に先発登板している村上は2勝1敗、防御率0・28と無双モードの投球を継続中。3、4月のセ・月間MVP投手部門にも輝くなど、リーグ首位に立つ新生岡田阪神の原動力として躍動している。

 昨季まではファームを主戦場とし、一軍とはほぼ縁がなかった村上にとって、中6日の登板スパンで143試合を戦う長丁場のシーズンは未知の領域。コンディションの維持、こまめな疲労回復は今季の重要なテーマになる。

 そのためにも右腕が現在、取り組んでいるのが温冷交代浴。球団施設などを利用し熱い風呂→水風呂→休憩のスパンを「3セットは繰り返しています。ととのってますよ(笑い)。トレーナーに薦められて今年のオープン戦から続けています」と語る。

 今季ここまで32イニングを投げ、のべ107人の打者と対峙している村上が与えた四死球は僅かに2。抜群の制球力で虎ローテを支える右腕は「ストライク先行で、自分のカウントにもっていけるような投球をしたい。テンポを意識しストライク先行で投げたい」と次戦登板となる16日の中日戦(豊橋)へ向け、抱負を語った。