西武・隅田知一郎投手(23)がやはり勝てない。

 14日の楽天戦(ベルーナ)に先発したプロ2年目左腕・隅田は、7回途中96球を投げ5安打3失点、9奪三振の粘投も0―5と打線の援護がなく4敗目(1勝)。4月19日のソフトバンク戦(同)で389日ぶりのプロ2勝目を挙げ球団ワーストとなっていた自身の連敗を「12」で止めながら、再び2連敗と負の連鎖から完全脱却できずにいる。

 この日は初回から最速150キロの速球と110キロ台後半のカーブの緩急を軸に4回まで1安打投球。ここまで5試合(28回1/3)で6イニングしかなかった三者凡退を2~4回の3イニング連続で作り、課題のひとつだった守備から攻撃のリズムを作った。

 しかし、隅田の登板試合では6点の援護点(援護率1・80)しか奪えない味方打線も4回までの2度の出塁を得点にすることはできなかった。

 すると5回、隅田はフランコの先制ソロ、もう一つの課題である左打者・島内、小郷に連続二塁打を許し先に2点を失った。

 ここまで14失点中9失点していた鬼門の4回を乗り越えながら、続く5回に先制を許した隅田は「2点とも長打を打たれての失点だったのでそれがすべてだと思います。5回のフランコ選手へのボールは、初球の空振りより甘く入ったボールを打たれてしまいました」と失投を反省したが…。

 結局、打線は楽天先発・滝中に9回一死までノーヒットノーラン投球を許す1安打零封負けで、隅田登板試合は6戦中、3度目の無援護に終わった。どこまでいっても噛み合わない2年目左腕と打線の関係性だ。