女子プロレス「スターダム」の〝ジャンボ・プリンセス〟ことひめか(25)が14日の後楽園ホール大会で引退記念の30人掛けマッチを行い、約5年半のプロレス人生にピリオドを打った。

 2月に現役引退を電撃発表。先月23日の横浜大会ではタッグパートナー・舞華相手に引退試合を行い、この日大会では引退セレモニーが行われることが発表されていた。

 ひめかがリングに上がりお辞儀をすると、突然新人のさくらあやに「私、まだひめかさんと試合したことないです。今ここで試合をしてください!」と直訴され、観客から大きな「ひめかコール」が起こった。

 すると歓声を聞きつけた白川未奈が全力疾走で現れ「オッケー! みんなも求めているからスターダムの所属選手全員、1分間ずつ試合しよう!」と提案。困惑した様子を見せたひめかだったが、笑顔で承諾した。

 若手選手を次々となぎ倒したひめかは、一人ひとりとリング上で最後の時を共有。だが、中盤に現れた極悪ユニット「大江戸隊」から非情な攻めを連発され、琉悪夏から自身の得意技・ランニングパワーボムを見舞われ窮地に陥った。

 疲労困ぱいにもかかわらず、終盤にはアクトレスガールズ時代の同僚、高瀬みゆきと関口翔から豪快なチョップでねぎらわれた。

 最後はパートナーの舞華と舞ひめを結成し、宿敵のアフロディーテ(林下詩美&上谷沙弥)と激突。舞ひめが好連係を繰り出し得意のサンドイッチラリアートを炸裂するも勝敗はつかず、時間切れ引き分けに終わった。

 結果はさくら、HANAKO、ジュリアから勝利を挙げ、鹿島沙希、朱里に敗北。3勝2敗24分けでラストマッチを終えた。

 セレモニー後、バックステージに現れたひめかは試合を振り返り「こんなボロボロの姿で終わるはずじゃなかったんですけど…」。

 特に琉悪夏から受けたランニングパワーボムが印象的だったと明かし「あれを必殺技にしてくれたらうれしいな」と後輩に期待を寄せた。