3年目を迎えた三浦大輔監督(49)率いるDeNAが、セ・リーグ首位を快走している。今季は開幕4連敗とつまずきながら、その直後に4連勝。そこから着実に白星を積み重ね、なかでも本拠地の横浜スタジアムでは11勝2敗と圧倒的な勝率を誇っている。このまま25年ぶりのリーグ制覇まで突っ走ることはできるのか。球団OBで本紙評論家の遠藤一彦氏に聞いた。
DeNAはズバリ優勝できるのか。開幕前の順位予想で古巣を優勝に予想した遠藤氏は「できると思う。宮崎、佐野、牧といった主力級の選手が故障などで離脱すると痛いが、その3人が抜けない限り優勝は堅い」と自信たっぷりに言い切った。
その根拠は何か。サイ・ヤング賞右腕、バウアーの存在が大きいとの声がもっぱらだが、遠藤氏は「バウアーの加入により、余裕をもって先発投手をやりくりできるのが大きい。休ませながらの起用が可能になるし、それでなくても今季の先発陣は頭数が揃っている。ある意味、私の想定以上ですよ。これで浜口の調子が上がってきたら、さらによくなると思います。うしろもそれなりにしっかりしていますし、何の不安もありません」と、他の投手陣への波及効果が大きいという。
野手陣のほうも「ソトがまだ本調子でないにもかかわらず、得点力はありますし、これでオースティンがいないわけですからね。そろそろ一軍に復帰してくるみたいですが、帰ってきてもどこで使うのかな。関根は調子がいいから外したくないし…」と、ソト、佐野、関根らとのポジション争いが、うれしい悩みになるのではというほどだ。
今季の三浦監督の采配についても「3年目を迎え、気心の知れたスタッフとのコミュニケーションがうまくいっていると感じる。とくにベンチでいつも隣で相談している相川(チーフ作戦兼バッテリーコーチ)の存在が大きいのでは」と指摘した。
その一方、圧倒的な勝率を誇る本拠地での成績には「チームが強いからお客さんも入るし、選手も頑張ろうと力が入る。今年、北海道に新球場ができたけれど、チームの成績が悪ければお客さんが入らないわけだからね。ベイスターズの場合は成績と観客動員数がかみ合っていると思う。ファンサービスとか球団挙げて取り組んでいる成果というのも間違いなくあると思う」と、首位を走るチームと、熱気を帯びる〝ハマスタ〟の相乗効果を指摘した。
1998年以来のセ・リーグ優勝へ〝横浜〟が今熱い。












