阪神は3日の中日戦(甲子園)に8―7で劇勝し連敗は2でストップ。木浪聖也内野手(28)が7―7の9回無死満塁からサヨナラの適時右前打をマークし、ルーズヴェルトゲームに終止符を打った。
カウント1―2まで追い込まれても、背番号0の表情は微笑んでいるように見えた。「口元が緩いんですよ。いつもヘラヘラしているって周りから言われています」と報道陣を笑わせたが、虎のド根性男がここまでおいしいシチュエーションで燃えないわけがない。「自分にとってもすごいチャンスですし、皆さんがつないでくれたので。『ここで打とう』と思って打席に入りました」。相手右腕・マルティネスの投じたインハイへの156キロ直球を無理やり弾き返すと打球は右前へ。プロ初のサヨナラ打をマークしお立ち台に上がると「最高で~す!」と絶叫し、超満員の球場から大喝采を浴びた。
ゲームは先発の西勇が2回8安打6失点でKOされる最悪の展開からスタート。0―6と大差ビハインドを背負いながらコツコツと得点を返し、大逆転勝利につなげた。虎党たちへ黄金の祝日をプレゼントした岡田監督も「おーん。見ての通りや。固め打ちするよなあ」とこの日、4打数3安打1四球の数字を残した木浪を独特の表現で称賛した。
昨季は長いファーム暮らしを余儀なくされた木浪だが、新指揮官に肩の強さを見いだされ、遊撃のレギュラーに再定着。「守備が一番大事ですが、やっぱり打てないと試合に出れないので。そういう気持ちはあります」。規定未到達ながら打率は3割4分9厘まで上昇。伸びしろアリアリのアラサー男が、岡田体制の下で輝きに輝きまくっている。そんなんオマエ、まぶしすぎるわ~。












