巨人の開幕投手を務めたタイラー・ビーディ投手(29)が30日の広島戦(東京ドーム)で今季5度目の先発に臨んだが、4回途中5失点でKO。序盤で主導権を失ったチームは4―11と大敗を喫し、連勝が2でストップ。試合後、開幕4連敗となった右腕の二軍再調整が決まった。

 助っ人右腕がまたもや課題をクリアできなかった。初回二死一、三塁から松山に適時内野安打を許すと、2回に上本、3回は秋山とそれぞれソロを献上。4回二死満塁で交代した2番手・代木が2点適時二塁打を浴びたため、ビーディは5失点となった。

 登板全5試合で先制され、4試合で初回に失点。原監督は「(ビーディは)本来のピッチングがなかなかできていないでしょうね。本人も当然そう思っているでしょう。少し時間を与えるべきかなというふうに思いますね」と再調整の必要性を訴えた。

 阿波野投手チーフコーチは「日米の違いだと思うんだけど、左打者が逆らわずセンターからレフト方向(に打つ)という技術に苦しめられている部分はある。ここはなかなか解消しないと結果につながってこないので。一番の課題はそこですね」と指摘。「本人の手応えと我々のこれだったら試合でいけるという(手応え)。そこで時間を使いたいなと思います」と二軍での再調整を命じた。

 この日は来日した家族が観戦するなど必勝を誓っていた右腕だったが、結果は残せず。「先発の仕事ができずチームに申し訳ない」と肩を落とした。

 右肘の張りで開幕投手を回避した菅野の代役を務めた。新外国人として球団初の大役を担った右腕は、状態を上げて来日初白星を目指すことになる。