巨人の〝苦労人左腕〟横川凱投手(22)が23日のヤクルト戦(神宮)で、念願のプロ初勝利を手にした。
この日、今季3度目、通算7度目の先発に臨んだ5年目・横川は、走者を背負いながらも3回まで無失点に抑える。4点リードの4回、サンタナに1号2ランを浴びたものの、しっかりと後続を断った。
横川のプロ初勝利へ打線も援護。2回に4番・岡本和がセンターバックスクリーン右へ2号先制ソロで号砲を鳴らすと、二死二塁から前夜にプロ初安打初打点をマークした秋広が2戦連続となる右前適時打を放った。
ここからは〝神宮花火大会〟。4回に女房役・大城卓が3号2ラン、5回にブリンソンが2号2ランを叩き込んだ。大城卓は「横川が頑張っているので、追加点をとることができてよかったです」と笑顔だった。
横川は5点リードの6回に代打を送られ交代。5回59球5安打2失点で2番手・田中豊につないだ。直江、田中千の継投から最後は4点差で守護神・大勢が締め、7―3でプロ初勝利を手にした。
左腕は「両親が来ていたので、この場で勝ちたいなと思っていたので勝てて良かったです」と最高の笑顔。原監督は「メリハリの利いた、非常に力投でしたね。彼の良さが出たと思いますね」とうなずいた。
2018年に大阪桐蔭で根尾(中日)、藤原(ロッテ)、柿木(日本ハム)らと春夏連覇を果たしドラフト4位で巨人に入団。20年11月のヤクルト戦(東京ドーム)で5回1失点とプロ初勝利の権利を持って降板したが、後続が打たれ白星が消滅した。21年オフに育成落ちすると、22年4月に再支配下も同年オフに再び育成契約。2度はい上がってこの日の白星をつかんだ。
同期のドラ6だった戸郷は今やエースに成長。5年分の思いをバネに左腕がここから白星を積み重ねていく。













