女子プロレス「スターダム」23日の横浜アリーナ大会で行われたワンダー王座戦は、白川未奈が王者の上谷沙弥を破り、第17代王者に輝いた。

 昨年11月の同王座戦で、王者の上谷が放ったフェニックススプラッシュがアゴに命中。白川はベルト奪取に失敗した上に、2か月間の欠場に追い込まれた。リベンジに燃える挑戦者は序盤から王者の右脚に集中攻撃を浴びせ、不死鳥弾を阻止。さらに足4の字固めで右脚にダメージを与えていった。

 だが、王者からツームストーンパイルドライバーを決められ、その後も連続で技をたたみかけられて劣勢に。さらに王者から不死鳥弾を放たれ窮地に陥った。それでも立ち上がった白川は、雪崩式DDTを見舞う。流れを引き寄せると、最後は旋回式のグラマラスドライバーMINA(開脚ドライバー)で3カウントを奪った。

 2018年8月にプロレスデビューを果たし、20年10月からスターダムに参戦。悲願の初シングル王座を手にした白川は「やっと希望をつかむことができました。遠い、遠い道のりだった…。いつもみなさん支えてくれて、ありがとうございます」と感謝を口にし「どんな過去があっても、過去が未来を輝かせてくれるっていうことを、証明します」と誓った。

 その上で「初防衛戦はなつぽいを指名したいと思います。そしてその次は中野たむ。私は大切なものをかけて、中野たむと戦いたいです」と挑戦者を指名した。

 決戦を控えた15日の代々木大会では、中野率いる「コズミック・エンジェルズ」を脱退。月山和香を連れ、新ユニット「クラブビーナス」のリーダーとして、再出発を果たしたばかり。勢いづく新王者の防衛ロードに注目が集まる。