新日本プロレスの棚橋弘至(46)が、肋骨損傷による欠場からの早期復活を誓った。米国遠征中に負傷し、20日奈良大会で開幕した新シリーズは無念の欠場となった。現段階で復帰時期は未定だが、棚橋は本紙の取材に応じ5月中の復帰を目標に設定。さらにNEVER6人タッグ王座戦(5月3日、福岡)のパートナーに指名されていたオカダ・カズチカ(35)にもメッセージを送った。

 棚橋は15日(日本時間16日)の米ワシントン大会でオカダと組みSTRONG無差別級タッグ王座に挑戦した。クリス・セイビン、アレックス・シェリー組とカイル・フレッチャー、マーク・デイビス組との3WAY戦中に負傷し、試合でも勝敗に絡めずにベルト奪取に失敗。翌16日(同17日)のフィラデルフィア大会を欠場していた。

 米国滞在中にはSNSに「肋骨が折れていました」と投稿した棚橋だが「肋軟骨の部分なので、昨日(19日)レントゲンを撮ったら写らなかったんですよ。だから(肋骨)損傷という発表になったということです」と詳細を説明した。復帰時期は未定だが、2009年5月にも同じケースを経験。当時は欠場することなく、負傷から約3週間後のシリーズ開幕に間に合わせた。「あの時の回復力があればですけどね。今は悔しいですけど、早く治したい」と、今回も早期の復帰を見据えている。

 王座戦線への再浮上チャンスも逃せない。棚橋は「5月にまた米国で(ウィル)オスプレイ戦が組まれているので、そこには絶対に間に合わせたいです」と、5月21日(日本時間22日)の米ロングビーチ大会で控えるIWGP・USヘビー級王座(現王者はケニー・オメガ)次期挑戦者決定トーナメント1回戦への出場意思を明言。さらには「福岡もオカダが『やろう』と言ったので…。出たいですけど、回復状況次第になるんじゃないですかね。ギリギリまで待ってほしい気持ちはあります」と、NEVER6人タッグ王座(現王者は鈴木みのる、エル・デスペラード、成田蓮組)挑戦のパートナーに指名してくれたオカダの気持ちに応えることも諦めていないという。

 全日本プロレス、ノアとの合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(6月9日、両国)の発表会見にも出席し、主役取りを誓ったばかり。「コロナの緩和が来てプロレス界も盛り上がっていきたいところなので。そこに名前を添えたいですよね。早く治して、また頑張ります。もうちょっと待っててください」と誓った棚橋が、光よりも、早い復活を目指す。