新日本プロレス8日の両国国技館大会で、「新日ちゃんぴおん。グランプリ獲得記念特別試合」と題された6人タッグマッチが行われた。

「新日ちゃんぴおん。」はテレビ朝日系列で毎週金曜深夜に放送中のプロレスバラエティー番組。今年1月に同局で行われた「第5回バラバラ大選挙」で悲願のグランプリを獲得し、3月に放送された初の特番で今回の試合が発表されていた。

 出場メンバーは当日の入場テーマが鳴った段階で判明する形式を採用。試合前に番組MCを務める三谷紬アナウンサーが特別リングアナウンサーを務めた。

 スペシャルマッチではユニットの垣根を越えたマッチメークが実現。鈴木みのる、矢野通、グレート―O―カーンの超異色トリオが棚橋弘至、エル・デスペラード、YOH組と激突した。

 みのるとデスペラードの緊迫感あふれる攻防でスタートした一戦は、試合が進むにつれて両軍の不仲ぶりが浮き彫りになる。みのるとオーカーンが試合中に仲間割れを起こすと、棚橋組は3人がかりで孤立した矢野を攻め立てる。ところがこちらも犬猿の仲のデスペラードとYOHが内輪もめ…。これをなだめていた棚橋を矢野が背後から丸め込み、3カウントを奪ってみせた。

 漁夫の利を得た矢野は「もう無理! ヒロシ(棚橋)ごめんなさい! 人の良さにつけこんでしまいました! 無理無理!」とタッグパートナーからの勝利を懺悔。まさしく一夜限りの6人タッグ戦には、複雑な人間関係が詰め込まれていた。