新日本プロレス8日両国国技館大会でロビー・イーグルス(33)とのV3戦に臨むIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)が、決戦前日に独演会を行った。

 ヒロムは7日の公開調印式にロビーとともに出席。登場早々にロビーのオリジナルのチャントを自身用にアレンジして、観客に呼びかけておいて「マイオリジナル」と言い張るなど、盗人猛々しいことこの上ない。

 前哨戦で左足を徹底的に攻められたため、この日は病院で注射の処置を行ってから会見場に来たという。効果はテキメンで左足の痛みは完全に引いたらしいのだが「先生に『その注射、何本も打っても大丈夫なんでしょうか』と聞いたら、『いや、それはやめておいたほうがいい』と。『明日が大事なんです』と言ったら『それは残念ですね』と。明日タイトルマッチがあると言えばよかった…」と、前日に打ったため肝心の試合当日には注射が打てなくなるというボーンヘッドを告白。

「でも、大丈夫ですよ、俺は皆さんの声援があればあるほど強くなれるんですよ。明日来ないなんて人はいないですよね。あとロビー戦に関しては、機動力が必要だなと。久しぶりに短パンで試合しようかなと」と、唐突にショートタイツでの出陣を予告した。

 王者として防衛ロードを突き進む一方で、3月には団体間の垣根を越えた「オールスター・ジュニアフェスティバル」(後楽園)を実現させるなどジュニアの中心として精力的に活動している。ロビーから「(ウィーラー)ユウタもクラーク(コナーズ)も俺も出ていない。そんな大会でお前の価値は高まらない」と指摘されたが「ロビー、来てほしかったですよ。いろいろあるんです。交通費とか、交通費とか。あと交通費だな。いろいろあるんですよ。そこは理解していただかないと。ねえ会長? 交通費ですよね? どこでもドアがあれば呼べたんですけどね」と予算面の内情を明かし、隣に座っていた菅林直樹会長を困惑させた。

 とにもかくにも自由奔放なヒロムは「あと彼は俺のオリジナル技をパクってるんで。ヒーロー・ミラー・スペシャルを。ロイヤルティー寄こせって言っておいてください」と、ロビーのロン・ミラー・スぺシャル(裏足4の字固め)の模倣技を使用しておいて開き直る始末。

 結局、調印にかかった時間は両国大会の5大王座戦の中でダントツに長くなり、関係各位をドッと疲れさせていた。