巨人の原辰徳監督(64)が5―1で勝利した19日のDeNA戦(佐賀)後、9安打5得点とつながりを見せた打線を〝原節〟でたたえた。

 佐賀の地で快音を響かせた。2回に相手打線に先制点こそ許したものの、直後に巨人打線は奮起し、ブリンソンの左前適時打と吉川の左犠飛で2点を取って逆転。その後も打線もつながり、7回には再び吉川が今季1号の2ランを放って勢いを付ければ、8回には中田が左翼スタンドの奥深くまで飛ばす豪快な5号ソロを放ちリードを拡大した。

 久々につながった打線に指揮官も満足げな様子。原監督は中田の豪快弾に「(勢いが)2本分くらいのね。分けて2本打ってくれた方がいいなとは思いましたけど、しかし見事な本塁打になりましたね」と〝原節〟がさく裂。「3番になってややかなりベンチでもじだんだ踏みながらね、悔しさをにじませながらやってる。最後の打席で素晴らしい本塁打を打ったので次につながるでしょう」とさらなる期待も込めた。

 打撃で本調子になかった吉川もこの日は奮起。原監督も「やっぱりもがくしかないんですよ。考えている暇はない。どういう状況であってもね、現役、ユニホームを着ている人間というのはその中でもがく、それが非常に大事だと思いますね」と復調への兆しを見いだした。

 父・貢氏が育った佐賀の地で連敗をストップさせた原監督率いる巨人。この日の勝利を反撃ののろしとしたいところだ。