巨人が15日の中日戦(バンテリン)に6―2で勝利し連敗を3でストップ。「8番・二塁」で先発出場した中山礼都内野手(21)が相手先発・高橋宏斗との同窓生対決を制し、4打数2安打1打点の活躍で最下位脱出に大きく貢献した。

 連日のスタメン起用に応えて奮起した。中山は両チーム無得点の2回無死満塁でこの日最初の打席を迎えると、中京大中京高野球部の同級生でもある侍右腕・高橋が投じた156キロ直球をうまくはじき返し中堅方向へ。好投手相手に値千金の先制打を放ち、チームに流れを持ち込んだ。

 その後も勢いは止まず、1点リードと僅差の9回には先頭打者として右前打を放ち出塁。後続も続き3点を追加するなど、リード拡大のきかっけを作る一打となった。

ヒーローインタビューに登場した中山礼都
ヒーローインタビューに登場した中山礼都

 同窓生対決に中山は「意識はしないようにと思ったんですけど、多少するところはあったので、打ててよかったと思います」と照れ笑い。「高校の時とは全然違う真っ直ぐだと思うし、それを捉えられたのはすごく良かったのかなと思います」と手応えを口にした。

 期待のヤングGの活躍に首脳陣も脱帽。原監督が「今日(のヒーローは)は中山でしょうね。先頭打者にしてもね。ナイスバッティングですね。しぶといね」と絶賛すれば、大久保コーチも「一軍に普通にレギュラーをとって成績を出せる選手です」と称えた。

 フレッシュな力で悪い流れを断ち切った原巨人。ここから風向きを変えることはできるか。