フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日(15日、東京体育館)、ペアフリーが行われ〝りくりゅう〟こと三浦璃来(21)、木原龍一(30=ともに木下グループ)組が143・69点で2位。自己ベストのスコアで今季を締めくくった。

 確かな手応えを感じたシーズンとなった。〝りくりゅう〟は、序盤の3連続ジャンプで三浦が転倒するも、世界選手権で失敗した3回転サルコー、スロー3回転ループなどは成功。失敗を引きずらなかった。三浦は「世界選手権のミスは気持ちが負けていた。その自分に負けたくなかった」と振り返った。

 今季は昨年7月のアイスショーで三浦が左肩を脱臼。苦しい船出となったが、日本勢で初めて同一シーズンでの主要大会全制覇「年間グランドスラム」を達成するなど、大きな飛躍を遂げた。木原は「難しいシーズンになると思っていたので、こういったシーズンを送れるとは思っていなかった」と安堵の表情を浮かべた。

 来季はショートプログラム(SP)とフリーをそろえ、フリーでは145点超えを目指す。木原は「今のままでは世界のトップの選手が戻ってきたときに勝てない。そこは修正していかないといけない」ときっぱり。さらなるレベルアップへ、早くも視線を前に向けた。