元世界女王でプロスケーターの安藤美姫(35)が、フィギュアスケートペアで活躍する〝りくりゅう〟こと三浦璃来(21)、木原龍一(30=ともに木下グループ)にエールを送った。

 今季の〝りくりゅう〟は、12月のグランプリ(GP)ファイナルで日本勢初Vを達成し、2月の四大陸選手権も初制覇。3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)でも金メダルを手にすれば、同一シーズンでの主要3大会制覇「年間グランドスラム」の快挙となる。

 18日に都内で行われた「三井不動産スポーツアカデミー」アイススケートアカデミーで講師を務めた安藤は「日本の選手がメダルを取るのは偉業。日本人同士のペアでメダルを取るのが考えられないと言われていたフィギュア界で、木原選手はトレーニングを積んでひと回りもふた回りも大きくなった。三浦選手は女性は命を預けるものなので2人の信頼関係が強さに変わって、メダルに届いていると思う。結果もすごくすばらしいが、結果以上に2人の絆や努力の結晶が形になっているのでは」と絶賛した。

 安藤にとって〝りくりゅう〟は中京大の後輩にあたるだけに、期待は大きい。今季は中国やロシアの実力派ペアの一部が試合に出場していないものの「今トップ選手が帰ってきたとしても、あの2人だったらいい成績を残せる実力があると思っているので、頑張ってほしい」と今後の活躍に太鼓判。日本の歴史を塗り替え続ける最強カップルは、さらなる可能性を秘めている。