フィギュアスケートの元五輪金メダリストでロシアの〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏が、教え子たちの得点が低すぎるとロシアフィギュアスケート連盟や審判を猛批判。国籍変更を示唆する爆弾発言を投下した。

 16日にフリーが行われたロシアジュニア選手権女子は、アリーナ・ゴルバチョワが合計224・41点で優勝。プルシェンコ門下生のベロニカ・ジリナは218・79点で2位、ソフィア・ティトワは200・73点で4位だった。
 
 ロシアメディア「スポーツ24」などによると、プルシェンコ氏は試合後、ジャッジに対する猛烈な批判を展開した。

「(4回転ジャンプなどの)高難度技をやっているうちの選手たちは、なぜか点数が低い。ジャンプは素晴らしいのです。そんなジャンプを他の人がやったら、まったく違う点数がつくはずなのに。そして、数年前からこうなんです」と、教え子たちが、近年他の選手に比べ厳しく採点されているとクレーム。

 さらに「審査員にも連盟にも言った。なぜ私を厳しく評価するのかってね。みんな平等に裁いてください。もし、ある女の子が2点の加点、うちの女の子たちがマイナス4点だったら、どんな偏見があるのか。公正さはどこにあるか?」と不当な扱いを受けていると訴えた。

 怒りが止まらぬ皇帝は「そして今日、選手たちにも、親たちにも話をしました。おそらく、他の国への移籍もあるでしょう。多くの選手が不当な判定を受けている。彼らは正義のために戦っているんです。もううんざりです。連盟が、私たちフィギュアスケートが、私たちを必要としないのであれば、必要とされるところに行くでしょう」と、教え子の国籍変更も辞さぬとまくしたてた。

 この爆弾発言を、ロシアメディアは一斉に報道。「RIAノーボスチ」は「プルシェンコが『他国へ行く」と連盟を脅迫」などどセンセーショナルに伝えている。

 皇帝の反乱はどうなるのか…。