チームは敗れたものの存在感を示した。レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は10日(日本時間11日)の敵地レイズ戦に「4番・左翼」で2試合ぶりに先発出場し、4打数1安打で打率を2割3分5厘とした。チームは相手投手陣の小刻みな5人の継投の前に僅か3安打に封じ込められ、0―1と完封負け。連勝は3で止まった。
それでも吉田は巧打で適応力の高さを見せつけた。2回先頭の第1打席で相手先発左腕のビークスに追い込まれながらも94・3マイル(約151キロ)のフォーシームを流し打ち。速球派左腕を苦にすることなくチーム初安打となる左前打を放った。
だがチームは連打が出ず、レイズ投手陣の前に最後まで本塁を踏めないまま終わった。先発のピペッタら投手陣は好投しながらも両軍無得点の8回に3番手・マーティンがB・ローに手痛い先制ソロを許し、これが決勝点となって僅か1点差に泣いた。
これでレイズは1987年のブルワーズ以来、36年ぶりとなる破竹の開幕10連勝。同じア・リーグ東地区で早くも首位を独走しており、一方のレッドソックスは5勝5敗の5割へと逆戻りし、4位となっている。
ボストンの地元メディア「NESN」は同日の電子版でレイズ戦の試合リポートを掲載し、5回無失点の先発・ピペッタについて「好調のレイズ打線をMLBの中で今季最も長く無得点に抑えた投手になった。彼は『1―0で負けたのは明らかにフラストレーションのたまる負けだ。しかし我々は次の日に進まなければならない』と述べた」とつづるなど力投ぶりを賞賛。しかし、その一方で攻撃陣に対しては「ボストンの打線は大干ばつに見舞われ、ピペッタら投手たちの活躍に報いることができなかった」と苦言を呈した。
吉田を含めレッドソックス打撃陣の猛奮起と巻き返しを期待したいところだ。










