エースの〝無双右腕〟が本拠地でうなりをあげた。オリックスの山本由伸投手(24)が6日のソフトバンク戦(京セラドーム)に今季初登板し、6回無失点の完ぺきな内容を見せた。

 WBCで世界にその名をとどろかせ、この日はシーズン初登板ながらパドレス、フィリーズなどメジャー4球団のスカウトが集結。そんな中、左足を上げない新フォームで最速158キロのストレートにカーブ、フォークを織り交ぜ、危なげない投球をテンポよく続けた。3回に森の先制適時打と杉本の2号3ランで4点の援護をもらった山本は、6回を2安打、無失点、6奪三振、2四球、85球を投げ終えて交代。ソフトバンクの勢いを完全に封じた。

 3月30日に二軍で調整登板し、中6日でさすがの快投を披露した右腕は「とにかく勝ちたかったので、初回から飛ばしていきました。先制点を取ってもらえていましたし、なんとかリードを守りたいと思って投げていたので、0に抑えることができてよかった」と汗を拭った。チームは7―2で快勝し、連敗をストップ。今季も無双右腕にスキはない。