阪神・才木浩人投手(24)が今季初先発となる2日のDeNA戦(京セラ)に向け、静かに気持ちを高めた。登板前日の1日、短めのダッシュなどで汗を流し「明日が僕の開幕戦みたいなものなので。今年初なので、自分のペースで投げられれば」と本番へと備えた。

 昨年は2019年に行った右ヒジ手術から戦列にカムバック。7月の中日戦で復帰勝利を飾ると、その後は主に先発ローテーション投手として4勝、防御率1・53と、完全復活への足掛かりをつかんだ。今春は岡田監督からの期待値も高く、年間を通じての貢献を期待されている。

 本人も「開幕からということで、今年1年間しっかりと投げ切りたいという思いが一番、強くある。ひとつ(1試合)目というのはすごく大事。守りに入らず攻めていく気持ちで。去年のケガ明けもそんな感じだった」と目標とする2ケタ勝利へ向け、幸先のいい船出をイメージした。

 サヨナラ勝利した開幕2戦目は延長12回の長丁場。開幕ベンチ入りした中継ぎ投手陣はすでに全員が登板を終え、開幕からフル稼働している。試合後の岡田監督も「明日は才木にな、頑張ってもらうしかないな。『9回まで投げろ』って(笑い)」とジョークを交えつつ、快投に期待した。